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免許街道、ゴールは指導員 仙台の主婦が半年で5種類取得

子育ての合間に技能を身に付けようと、仙台市太白区ひより台の主婦後藤裕貴(ゆき)さん(28)が自動車教習所に通い、半年で5種類もの運転免許を取得した。「免許がたくさんあれば、次の仕事が見つけやすくなる」と始めた教習所通い。すっかり運転の魅力に取りつかれ、今では教習所の指導員になることが目標だ。

 後藤さんは10月29日、宮城野区の教習所「R45・日の出自動車学校」で、大型自動二輪(総排気量400cc以上のオートバイ)の技能検定に合格した。卒業証書を受け取ると、すぐに県運転免許センターに交付を申請した。

 後藤さんが教習所に入校したのは今年5月。大型2種免許(最大積載量5トン以上、乗車定員11人以上などの旅客輸送用自動車)を取得するのが目的だった。

 教習所の高橋義憲校長(68)は「初めはバスの運転手を目指しているのかと思っていた」という。
 目当ての免許を7月に取得した後も教習所に通い、けん引(トレーラーなど)、大型特殊(トラクターなど)、普通自動二輪(総排気量50cc以上400cc未満のオートバイ)、そして大型自動二輪の免許を相次いで手にした。以前から持っていた普通自動車免許を合わせると6種類に。さらにフォークリフトの運転資格も得た。

 後藤さんは現在、2人の子育て中で、「子どもに手が掛からなくなって働くとき、資格が多い方が選べる職種は広がる」と、教習所通いを思い付いたという。祖父がバス会社を経営していたこともあって、子どものころから大型車へのあこがれがあり、「車を極めよう」と一念発起した。

 5種類の免許を取得し、「スキルアップはこれで一区切り」と後藤さん。通い続けるうちに「教習所の指導員は好きな車に携わり、人をサポートできるいい仕事」との考えも膨らんだという。

 高橋校長は、大型自動二輪の検定に合格した後藤さんに「性格が前向きでぴったりだよ」と声を掛けた。公安委員会が実施する指導員の資格審査は厳しいが、高橋校長は「後藤さんならやり遂げられる。指導員になって学校に戻ってくるのが楽しみだ」とエールを送っている。

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